昭和音楽大学レクチャーコンサート
去る11月27日に、昭和音楽大学ピリオド音楽研究所主催の今回講座として、レクチャーコンサート「日本西洋音楽の黎明期と幻の楽器オークラウロ」に出演しました。
フルーティストの藤田真頼氏による明治から戦前にかけての日本における西洋音楽の受容史についてのお話、そしてフルートや横吹オークラウロの音出しもありと盛り沢山の内容で、田中知佐子によるオークラウロの歴史についての講演、小湊昭尚によるオークラウロミニ・コンサート(ピアノ伴奏:斎藤淳一郎)を行いました。
フルーティストで同大教授の有田正広氏にもご講評頂き、来聴者の評判もとても良かったとのことで、初めての試みにほっと胸をなで下ろしました。
演奏のプログラムは以下のとおりです。
吉沢検校「千鳥の曲」(尺八、オークラウロ)
滝廉太郎「荒城の月」
山田耕筰「この道」
平尾貴四男「フルートとピアノのためのソナチネ」(オークラウロ、フルート)
保坂修平「ろまん燈籠」